自然薯栽培の概要
自然薯栽培は、2月の種芋の芽だしから始まり、5〜6月に植え付けして、約半年後の11月下旬から収穫開始となります。時間をかけて育てたぶん、太くて長い大きな芋を掘り出した時の達成感はたまりません。
種芋の芽出し(2月〜)
2月〜6月にかけて、種芋の芽出しを行います。
冬の時期はトロ箱の種芋が凍らないよう、5月の高温の時期は芽が焼けないようにしっかり管理していきます。
※会員の方には、種芋での提供、芽だし苗での提供の、どちらもでも対応可能です。ほぼ無菌状態の種芋です。ウィルス感染芋は1年を棒に振ります。
植付の準備〜植付(5月〜6月)
畑に肥料を撒き、自然薯用支柱とネットを用いて圃場を設置します。
適正な株間隔を取り、芽出し苗を植え付けたのちは、除草剤を使わないよう、防草シートを張り雑草対策をします。
※葉の重なりによる蒸れを防ぐための自然薯用支柱(特注品)、植付時に使用するアゼシートや川砂などの提供をしています。
管理〜収穫(6月以降)
収穫までは、定期的に害虫を取ったり、追肥やツルが絡まぬよう管理などをします。
また、台風の時期は支柱が倒れてツルが切れないよう、補強をしっかりと行います。
11月中旬までは葉が青々と生っていますが、下旬以降に大霜で葉が枯れたら収穫開始です。